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文化との関わり

コラム

アートを通じた学びを考える定期勉強会『スルー』第19回(中編)

2012年2月 9日

【ワークショップ「身近な音で音楽作品を作ってみよう」】

 いよいよ、参加者が事前に録音してきた「日常の音」にあわせて、音楽作品をつくる活動です。さまざまな日常の音から、今回は「洗濯機がまわる音」と「廊下を歩く足音」が素材として選ばれました。まずは、録音した音をスピーカーから流しながら、めいめいにいろんな楽器を鳴らし、試行錯誤を重ねます。なんとなくコツがつかめてきたところで、「洗濯機組」と「足音組」に分かれて、音楽づくりがスタート!

 

「洗濯機組」は、音からどんどんと想像が膨らみ、みんなのアイデアで、朝の慌ただしい風景を音楽で表現することにしました。曲名は『朝一番』です。

洗濯機がまわる音に合わせて、さまざまな音楽、リズムが奏でられます。《朝、洗濯機を回しながら、朝ごはんをつくり、子どもを起こし、洗濯機がとまったら洗濯物を干し・・・見上げると空には太陽、今日もいい天気!》という一連のストーリーが、音楽で表現されました。弦楽器や打楽器を不規則に鳴らしてバタバタとした様子を表現する音を、また、たくさんの小石を使って「ザァー」という音を出して洗濯機の水流の音を表現。最後は、鉦で「太陽」の音を鳴らしました。参加者の感想は「朝のバタバタした感じがでてきて、楽しかった。」「これまで、演奏することに対して、形に縛られることがあったと思う。今回参加して、音楽は自由にやればいいと思った。心が開放される感じがした。」というもの。みなさん、音楽で心や考えが自由になったようです。

 

一方、音にあわせて楽器を鳴らしてみたり、ビートを掴もうとしていた「足音組」。しかしやはり、「何か具体的なイメージがないと、難しいね」と、参加者の夕食メニュー「キジ鍋」をテーマに音楽づくりがスタートしました。曲名も『キジ鍋』です。

廊下を歩く足音のビートをとらえ、そこに音楽をのせていきます。こちらは打楽器類が中心の音楽。キジを獲って鍋を準備し、煮えたかな、まだかな…と途中で薬味を準備したりするワクワク、いっぱい食べてお腹がいっぱいになるまでを打楽器のリズムや音の大きさの変化で表現しました。参加者の感想は「ストーリーや役割が決まると、どういう音を出したらいいか、手がかりが掴める。そうすると、自分の出す音に自信が持てる。」「即興の音楽は、ひとつの方向性を向いていて、それが《音楽》といわれるのが楽しい。普段やっている音楽は、決まりごとがあるので。」というものでした。学校の音楽の授業にも、当てはめられる意見かもしれませんね。

(後編につづく)

 

img_20120209T01.jpg

  洗濯機が回る音にあわせて、楽器を演奏します

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