TOA Music Workshop 2011 開催!
2011年10月 7日
TOAのメセナ活動の一つ、TOA Music Workshopが始まりました。
このワークショップは、小中学生を対象とした参加型プログラム。音響機器メーカーとして“音”の延長線にある「音楽」を活用し、子どもたちに仲間とともに音楽に参加する喜びや楽しさを体験してもらうことを目指した内容となっています。
今回は、韓国の民族楽器と、創作ダンスのコラボレーション。民族楽器の演奏に合わせてダンサーの動きをマネをしたり、走り回ったりと身体全体を使って感じたことを表現します。
これまでは、関西を中心に開催していましたが、今年から全国展開を実施。全国7ヵ所で開催します。
今回、お邪魔したのは静岡県藤枝市立西益津小学校。
約200名の児童が参加しました。
真っ暗な体育館から韓国の民族打楽器チャンゴの音が小さな音で聞えます。いつも慣れ親しんでいる体育館が、暗いだけでなく、照明の演出で雰囲気もなんだか違う・・・普段と違う雰囲気のため、体育館に足を一歩踏み入れた途端、きびすを返しそうな子どもの姿もありました。みんなそわそわ、どきどき、何が始まるの?!という声が聞えてきそうです。それもそのはず。先生からは、内容を秘密にされていたのです。座った目の前には、普段あまり見慣れない韓国の民族楽器がずらり。小さな音を奏でるチャンゴを見ようと列の後ろの方の子たちは、ひざで立って興味津々に見ていました。急に、チャンゴの迫力ある演奏が始まり、ダンサー2名も登場。
いきなりの変化に子どもたちはおおはしゃぎ。これまでの表情とは異なり、一気に笑顔がこぼれます。ここからは、ダンサーの掛け声に合わせて、身体を動かしたり走り回ったりと、自分の身体を使って精一杯表現。子どもたちのパワーが炸裂します。
「走り回って汗をいっぱいかいたけど、とっても楽しかった。」「ダンサーさんのマネを、もっとしたくて直ぐ後ろについてまわった。すごく面白かった。」「一番最後のダンスが、一番よかった!」などなどたくさんの感想を語ってくれました。
体育館を出る時には、アーティストと握手を求めて退場する子どもたち。中には、抱きついて感謝を表す子どもの姿もありました。
アーティストの方々も、「どのような反応をしてくれるのか、関西と違うのでちょっと緊張したけれど、参加してくれた皆さんと楽しむことができてよかった。走り回った時、こけそうになった子を周りが助けるなど心温まる一面もあり、素直で素敵な皆さんだったと思います。」とコメントをくださいました。
ワークショップ後、片付けを終え帰宅をしようとしていたアーティストの前に、2人の男の子が現れました。彼らは、一旦家に帰ってランドセルを置いた後、もう一度アーティストの皆さんに会いたいと、学校まで戻ってきたのです。息を切らしながら、「行ける所まで、お見送りをしたい。」とやってきた彼ら。そして、アーティストを乗せた車が出発すると、自転車で追いかけていきました。たった90分のワークショップでの出会いが、それほどまでにも深く子どもたちの心に残ってたようです。
今年度のTMWは、12月まで開催します。
次の学校では、子どもたちはどんな表情を見せてくれるのでしょうか。
これからも、TOAは「音楽と教育」を軸としたメセナ活動を続けていきます。







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