アートを通じた学びを考える定期勉強会『スルー』第11回
2011年5月26日
アートを活用した学びについて考える定期勉強会『スルー』の第11回が、5月15日に京都市内で開催され、NPO関係者、学生など6名が参加しました。
2011年度は、教育現場とアートに詳しいメンバーが所属する『スルー』の特性を生かし、「教室でできる!かんたんワークショップ(http://www.toa.co.jp/mecenat/tmw/workshop/)」の新コンテンツを開発します。今年も多くの方と意見交換をしながら、アートを通じた学びを考えていきます。
さて、今回のテーマは、「海外事例にみる、教育とアートの取組み~アジアの事例を中心に~」。韓国、マレーシア、インドネシア等のアートを通じた教育の取組みを参考に、日本での取組みの現状と今後の方向性を議論しました。
例えば、韓国では、公的機関でアートを通じた教育の取組みが積極的に展開されています。特に、学校教育現場に芸術の専門家を派遣する制度や指導者育成のプログラムがあるなど、興味深いプログラムが多くありました。またマレーシア、インドネシアでは地域固有の文化を大切にしつつ、子どもたちへのアートプログラムを展開している事例がありました。
参加した学生からは、「大学が街中に持っているスペースで子ども向けのアートイベントをやっても、なかなか子どもが集まらない。日本ではアートが身近なものではないと思われているのでは。」という発言がありました。それに対してNPO関係の参加者からは、「いまはアートが日常生活から乖離してしまっている。昔の日本でも、地域の文化や行事などがあり、その中にアートも含まれていたはず。そういった活動も見直すことが必要。」という意見が出ました。
海外の事例を勉強することは、自分たちの取組みを振り返って考えることにもなり、とてもいい機会になりました。プログラムの着眼点や構成、評価の方法など、参考にしたいところも多く、日本の教育現場での展開方法を今後も考え続けていきたいと思います。








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