HOME > 文化との関わり > アートを通じた学びを考える定期勉強会『スルー』第4回 (前編)

文化との関わり

コラム

アートを通じた学びを考える定期勉強会『スルー』第4回 (前編)

2010年11月11日

アートを活用した学びについて考える定期勉強会『スルー』の第4回が、10月30日に京都市内で開催され、現職の教員、NPO関係者、劇団関係者など5名が参加しました。 今回の「スルー」は4時間の拡大版。2010年10月8日に実施した「TOA Music Workshop 2010~こころのリズム、カラダのきもち~」(以下、「TMW」)の評価検証会が行われました。

 今回はTMWの参加児童を対象に行ったアンケートのデータ、ワークショップの記録、そして学級担任の先生の意見を交えながら、TMWが子どもたちに与える影響、TMWから読み取れる子どもの心理などについてディスカッションをしました。

TMWを実施するにあたり、今回は2種類のアンケートを参加児童に行いました。ひとつめに「学校生活アンケート」(普段の学校生活に関する調査)をワークショップの事前と事後に各1回。ふたつめに、「TOA Music Workshop2010アンケート」(TMWに参加して、各場面の印象、全体の感想についての調査)をTMW終了直後に実施しました。

結果、「学校生活アンケート」の結果は、「自分を表現することが好きだ」「友達が表現することを見るのが好きだ」という2つの項目の数値がTMW体験後に上昇。また、「TOA Music Workshop2010アンケート」では、「自分自身や友達に関する感覚」「身体にまつわること」に関わる表現が多くみられ、TMWが「自分への気づき、他者との関係性への気づき」や「身体感覚」に影響を与えていることが分かりました。

また、今回注目を集めたのは、参加したある児童のワークショップ中の行動についてでした。この児童は普段の学校生活でも非常に活発、授業中も賑やかな子どもです。ワークショップ中のその子の行動を注意深く観察してみると、一見「場に参加していない」ように見えても、実は児童にとっての行動の最優先事項が「友達の注意を自分に集めること」であり、そのために敢えて周囲の場とは違う行動をとっていたのではないかと分析できることがわかりました。同時に、そんな児童であっても、ワークショップのふとした「仕掛け」に反応し、音楽やダンスに思わず集中する瞬間があることも。 大人が手を焼く子どもは、どの学校にも必ずいるものすが、こうした子どもひとりひとりの気持ちと向き合っていくことが、ワークショップの手法開発の大きなヒントになると思っています。

今回の検証で得られた議論は、最終的にTOAのホームページで一般公開したいと考えています。

たくさんのデータを並べて、分析作業をします
たくさんのデータを並べて、分析作業をします

参考 TOA Music Workshop2010
  http://www.toa.co.jp/news/2010/101004.htm 

<<前の記事へ 次の記事へ>>

テーマ 環境との関わり 文化との関わり Follow us!

ココロンのツイッターココロン

お知らせもツイートしています。

最近のコラム
文化との関わり
トライやる・ウィーク2014「循環 -水の旅-」5
文化との関わり
トライやる・ウィーク2014「循環 -水の旅-」4
文化との関わり
トライやる・ウィーク2014「循環 ‐水の旅‐」3
文化との関わり
トライやる・ウィーク2014「循環 ‐水の旅‐」2
文化との関わり
トライやる・ウィーク2014 「循環 ‐水の旅‐」1
社会貢献・環境活動
TOAコンテンツ
  • みるみる

    最新の映像機器システムで
    「安心」「安全」な町作りサイト。

  • 音空間

    あなたの悩みを解決する
    音のポータルサイト。

イベント情報
  • TOA自社ビル内のホール。
    様々なイベントを行っています。

  • 音楽を通した
    中高生育成プログラム。

プロフィール TOA株式会社 運営主体 このサイトについて

私たちが地域社会とのふれあいや、環境共生に向けた取り組みコラムをブログ形式で紹介しています。

TOAニュースリリース

2015年4月30日
TecnoMultimedia InfoComm Brasil 2015出展のご案内
2015年4月30日
2015年度「夏の軽装活動(クールビズ)」の実施について
2015年4月 1日
音楽ワークショップ「TOA Music Workshop」公募のお知らせ
2015年3月20日
HD-SDIレコーダー H-R161-8
2015年3月18日
フルHDネットワークPTZカメラ N-C3500