トライやる・ウィーク2007(後編)10周年記念コンサートを開催!
2007年8月 1日
オルガンが一曲目を演奏し終わるころ、スポットライトが収束し、代わって正面のスクリーンに明かりが灯りました。映し出されたのは、 過去9年間のコンサート映像です。年代・タイトルとともに、次々と懐かしい映像に切り替わっていきます。画面の中の思い出に観客が見入る中、 突如、照明が切り替わり、ホール後方に設置されたサブステージで、生演奏がスタートしました。登場したのは2004年の参加アーティスト、 トランペット&民族楽器奏者の金子雄生さん。華やかな照明とラテンのリズムが会場を満たし、あっけにとられる観客。そしてもちろん、 一緒に演奏しているのは、今年の生徒達です。打楽器を打ち鳴らし、声を出し、音楽に弾けた生徒たち。

2004年「トランペット・民族楽器」奏者 金子雄生さんと一緒に
「テンション最高!」を迎えるところで、今度は別のステージに照明が切り替わります。そこには、ちんどんの華乃家ケイさんと、 管楽器を手にした生徒たち、そして次のステージには大森幹子さんと別の生徒のチーム。3人のアーティストとチームを組んだ生徒たち、そして、 過去の映像。それが、テレビのチャンネルを切り替えるように何度も何度も入れ替わり、一気に9年間の歴史を振り返りました。

丸で歌詞に印がつけられたカード
続いての第三部は、観客全員での唱歌「ふるさと」の合唱。ただし、"普通に"は歌いません。 「う (さ) ぎ お い (し) (か) の や (ま)・・・」歌詞カードにある○がついた文字だけを歌います。それじゃあ、 歌にならない?いいえ、観客全員に別々の箇所に○がついた歌詞が配られていて、全員で歌うと、ちゃんと曲になります。さしずめ、 歌のモザイク画。観客も、初めての経験に歌詞カードと睨めっこ、でもなんだか楽しそうです。
いよいよ、コンサートのラスト。中学生とアーティスト全員がメインステージに上がり、港島中学校の校歌の合奏です。途中、 ゲストアーティストのアドリブも入っての大盛り上がり! 拍手の中、やり遂げた満足感に胸を張る生徒たち。そしてスクリーンには 「これからも港島が、音楽であふれる街でありますように。10年間ありがとうございました」とのメッセージが。会場が、 その日一番の拍手に包まれた瞬間でした。

オールスターキャストで記念撮影
「もう一度、中学二年生に戻って、TOAでコンサートをやりたい。」映像の中の過去の自分に照れながら感想を漏らしたのは、 もう高校生になった卒業生。思えば10年。初年度の生徒は、もう社会人です。あらためて地域社会の中で積み重ねてきた歴史を感じます。 これからも、音楽を通じて、地域との関わりを続けていきたいと思います。
主催 : TOA株式会社
企画制作 : NPO 子どもとアーティストの出会い、株式会社ジーベック
受入期間 : 2007年6月4日~6月8日
場所 : TOA本社ビル内各施設(神戸市中央区港島中町7-2-1)
参加者 :
村井啓哲(むらい・けいてつ)氏: サウンドアーティスト、神戸市立港島中学校二年生 7名
《ゲストアーティスト》
大森幹子(おおもり・みきこ)氏: リードオルガン奏者(2000年、2002年参加)
金子雄生(かねこ・ゆうせい)氏: トランペット・民族楽器奏者(2004年参加)
華乃家ケイ(はなのや・けい)氏: ちんどん奏者(2005年参加)







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